文化交流事業

  1. クラシックギターの名手と若手ギタリスト(アマチュア、プロフェッショナル問わず)を交流する機会を作る。
  2. 若手ギタリストが交流を通して様々な知見を得る機会を作る。
  3. 若手ギタリストが交流を通して自身の演奏を見つめ直す機会を作る。
  4. クラシックギターの名手のコンサートの企画、主催を行う。
  5. コンサートを通して多くの人々にギター音楽の素晴らしさを伝えることを目標とする。

 一般的に、何事においても良いか悪いかの判断は、多くの体験や経験を通してようやくできる。だが判断とは永遠に一時的な決断、思い込みであり、それが正しいものかどうかは誰にも分からない。美術にしろ音楽にしろ接した際に私たちは"何か"を思う。泣いて感動する場合もあるし、場合によっては「何も思わない」ことを思う。

 芸事に勤しむ者は”今”感じたものを素直に表現できるかどうかは重要である。そしてその根拠を言葉で、言葉が出なければ芸事で示さなければならない。自分の考えすらも曖昧な状態で表現者になれるわけがない。

 参加者はこの事業を通して素直に感動するもよし、何が理由で腑に落ちないのかを悩むこともよし。そして「現時点の答え」を表現してほしい。

大西洋二朗